今年も各所で桜が咲いています。
ソメイヨシノだけじゃなく、河津桜や異なる種類の桜も、いろんな時にいろんな場所で咲いていますね。もちろん、桜だけじゃなく、名前を知らない「路花」も弾けるように跳ねるように咲いています。スプリング、Springの名のとおりですね。英語圏の方々は「春」をそんな感性で言い表しているんでしょうね。
当店の「オカミさん」は、花が咲く姿を見て「笑って」いるようだと言っています。これも素敵な感性、表現ですよね。「古事記」に「咲う」と書かれていて、現代の「笑う」とのことなんですね。うちのオカミさんは、それを知らずに思いがけずに同じような表現をしていたんですね。手前味噌な話ですが、素晴らしいと思いませんか!?(笑)
花(植物)も人(動物)も、生命が跳ねるような、活き活きしたときに「笑う、咲う」んですね。笑い合って、跳ねあって、素晴らしいときが脈々と繋がっていくといいな〜とそんなふうに感じられるとき、時季でもあります。
いろんな「花」が、いろんな場所、いろんな時、いろんな姿や色で、個性を活かして、それぞれに咲き誇り、咲っていられるのはとても心地よいように思います。植物たちは地下で根っこだけじゃなく菌類などともネットワークを繋げあい、活かし合いながら生きているんだということ、そんな風に私たちも生きることができて、それぞれの倖せにつながれば、そんな好い状態はないんだろうな〜とこの春、改めて感じています。
さて、みなさんは、どんなとき「咲い(笑い)」ますか。好い「咲い(笑い)」になっていますか?
どうぞ、好い春、好い「咲い(笑い)」を!
