当工房直販店の「ナナメ目の前」にローソンが出来ました。
今日がプレオープン、明日がグランドオープンとのこと。
すでに、福袋やら、唐揚げプレゼント、などなど・・・行列でした!
ポンタもいました(笑)
まさに「便利」になりそうです。
個人的には、最近あまりコンビニを利用することが少なくなってきているので
どんな恩恵があるか楽しみです。
当店、当工房は、もちろん飲食店ではないので「スイーツ」などの提供はしてませんが
制作体験の際に、ローソンのスイーツを持ち込んで、ワイワイしながら・・・なんてことも!?
「おうちカフェ」ならぬ「工房カフェ」です・・・いいですねっ!これ!
ともあれ、新しい「一歩」はメデタイです!
「虹色の一歩」でお祝いを!
月: 2014年10月
伝統と革新
多摩大学主催の藤沢で行なわれた
「グローバル化する観光産業の人材育成と活用」シンポジウムに行ってきました。
寺島 実郎さん、溝畑 宏さんの対談(講演)の形で行なわれました。
テーマの「観光」は、私たちにとても関連のあることなので、
今回を含め3回すべて伺いましたが、毎回考えさせられる内容です。
データと経験に基づいた寺島さんのお話は、いままで知らなかったことも多く、
とてもためになります。
パワフルで実績のある溝畑さんのお話も、感銘を受けることも多く、
心が揺さぶられるものでした。
「観光、IR(Integrated Resort・統合型リゾート」が主のテーマとはいえ、
幅広く深く「人間」の力をもっと活かすことがテーマにも思えます。
「観光」をテーマにされるときに多くでてくる
「伝統産業」「伝統工芸」を仕事にしている私たちは、
いつも「伝統」ということを考えています。
単純ですが、辞書でも調べたことがあります。(笑)
ウェブで「伝統」の対義語(反対の意味の語)を調べると「革新」とあります。
「革新」つまり「イノベーション」です。流行語のようによく聞く言葉ですね。
「伝統」は「イノベーション」の反対ですから、
めちゃめちゃ「古くさい」ように感じてしまいます(笑)
私は辞書は間違っていると思います。
「革新、イノベーション」の「積み重ね」が「伝統」になるんだと思います。
現代では「伝統的な」といわれる工芸品や芸術や演芸なども、
最初に世間に出た時代には「革新的」なものだったはずです。
その中から、合理的で時代にマッチした部分だけが、
現代の「先進的なもの」につながっているんですね。
現代で「伝統的」といわれるものも、
常に「革新」しつづけて来たからこそ生き残ってきてるんですね。
だからこそ、ただただ「技や術」だけをつなげていくだけではなく
「人間力、こころ」を磨きながら
常にもっといいものはできないか、もっとこの時代にマッチしたことは出来ないかと、
「革新」を積み重ねてゆくことが大切なんだろうと思います。
まずは、2020年の東京オリンピック・・・もうあと5年・・・
でもまだ5年ありますから、
何か「革新×伝統」の「いいもの、いいこと」を世に出したいと思います。
宝もん焼
今年ももうあと2ヶ月。神奈川、湘南、茅ヶ崎でも秋が深まってます。
毎年繰り返される季節の営みだけど、毎年違った感じ方をするのは、
自分たちが年齢や経験を重ねて変化しているからなんでしょうね。
皆さんにとって、今年の秋はどんな時季でしょうか。
「今、このときが宝もん焼」をちょっとしたテーマ・コンセプトに
制作体験やイベント、作品作りを行なっています。
七宝焼きは、日光や経年で色の変化をすることが基本的にないので
作っていただいた作品、買っていただいた商品は、色彩と艶めきはずっと変わることはありません。
もちろん「永遠」とか「絶対」ってことはありませんが、
少なくともプラスティックなどでできた製品のように、数年で変色、変質することはありません。
とくにワークショップや絵付け体験、カスタムメイド(オーダーメイド)の作品、
私たちが制作する一点ものの作品、商品は、「今、このとき」しか出来ない品物ですので
まさに「宝もん」です。
そんなことで「宝もん焼」と名付けています。
工房直販店の屋号も変えてしまおうかと(笑)
みなさんにとって「宝もん」は何でしょうね。
家族、友人、仕事、家、車・・・いろいろあると思いますが、
そんな「宝もん」にプラスの彩りを添える「宝もん焼」で
クリスマス、年末・年始を彩ってみてはいかがでしょうか!
秋は「黄金」色の季節でもありますし、宝もん探しにはピッタリです。
素敵な宝もんシーズンになさってください!
ナチュラルなフォーマル。
ここ湘南、神奈川でも台風が直撃しました。
横浜で土砂崩れがあったり、鎌倉で冠水があったりと、いつもながら自然の力には驚きます。
たくさんの方々が被害にあわれた御岳山の噴火でも驚きました。
毎日を楽しく、一生懸命に過ごせているだけで、心から感謝です。
それにしても、台風にしても火山にしてもとてつもないエネルギーですね。
なんとか活用できないものでしょうか・・・
「今、目の前にあるもの」を「活かして生きる」のが一番いいような気がします。
「エネルギー」だけの話じゃなく「ないものねだり」よりも「あるもの喜び」の方が
結果的に、効率が良いんじゃないかと最近特に感じます。
人でも、ものでも、そうじゃないかと・・・
「あるもの」って意外に気がつかないことって多いです。
近くにいる(ある)からこそ分かりにくい、
家族や友人の良い所だったり、生まれ育った地元や住んでいる所だったり・・・
よく観察してみるとすごいものを発見できたりします。
意外にシンプルなことだったりしますよね。
秋の夜長ですから、以前に読んだ本を読み返したりや、書き溜めたメモをもう一度見直す、
なんてこともいいかもしれませんね!
ひらり皿「銀寿・金寿」
樹木(じゅもく)の木目を活かして、銀箔に写し取り「ひらり皿」にしてみました。
ナチュラルでフォーマルな作品ができ上がりました。
皆さんのところにも素敵なことが「ひらり」と舞い降りますように!
心地よい時季(とき)をお過ごしください!