紅葉と初雪と。

11月23日勤労感謝の日。
木々も「金老」して「紅葉」がどんどん深まっているなと思っていたら
翌日24日朝からは、季節はずれの結構な「雪」です。

ここ湘南、茅ヶ崎でも大粒の雪が降り、車や木々には積もっています。
季節が「グラデーション」ではなく、急に「線引き」されたような。
そんな景色と気温です。

秋の「紅葉」にちなんで「葉形」のピアスを作りました。
「有線技法」での制作です。

「七宝焼き」を辞書などで調べたときに訳されていることが多い「cloisonné」技法です。
銀線や銅線の「区切り」でデザインや模様をつけて、釉薬で彩色する技法です。

七宝焼きのひとつの技法ですが、
明治時代に日本から海外に輸出されることが多かったこともあり、
日本の七宝焼きの代表的な技法になりました。

「cloisonné」はフランス語で「区切り」をつけるという意味で
「émail(エマイユ)・七宝焼き」のうちのひとつ。

当工房では普段、使うことの少ない技法ですが、
「銀張」技法の作品などと、また違った表情の作品になってます。
少しずつまたお見せして行きたいと思っています。

秋と冬を「線切り、区切り」したような気候ですが
まだまだ、彩り豊かな晩秋も楽しみながら、冬の準備もお忘れなく!

いつも心にお日さんを

11月3日は「文化の日」
「文化」ってなんでしょうね?
日常的に使われる言葉ですが、あえて意味を調べてみました。
いろんな解釈、意味があるようです。

日常の「文化」というと「あいさつ」もそのひとつ。
たとえ知らない人や通りがかりの人だったとしても「あいさつ」があるとなんとなく心地よい。
そういうことができるのが本当の「文化的な生活」なんだろうと感じます。

見知らぬ人でも「笑顔」を見せる、ちょっとした「あいさつ」ができる。
アメリカやヨーロッパの方々はそういうことができる方々が多いように感じます。
日本はどうでしょう・・・まだまだな感じがします。

年が明ければオリンピックまで3年。世界中の方々がもっとやってきます。
色んな変化や大変なことの多い世界の国々や地域ですが
「よいところ」はもっと真似して自分たちのものにしたいですね。

自分以外の人、他者を認識し、尊重する、最初の行動が「あいさつ」とも言えるでしょう。
それが「文化的な生活」の一番最初なら進んでできればいいですね。

お子さんには「あいさつをしようね」といいつつ、なかなかできていない「大人」も多い。
人間の基本の基本とも言えるはずなのですが、残念なことも多い。
地域性もあるのかな?・・・いろんな場所へ出店していると、そんなことも少し感じます。

みなさんも、いつもに増して心地よい「あいさつ」を心がけてみてはいかがでしょうか。

まだ少し冬を感じる冷たい空気の入り交じる秋ですが
ちょっと心が暖かく幸せになることと思います。では素敵な時季を!