4月からの緊急事態宣言が、ここ神奈川でも解除されました。
少しホッとしたような感もありますが、まだまだこれからが大切ですね。
当店でも、工房店での店内販売や営業は中止していましたが、今後は、工房店へお越しいただき、ご利用いただく際は、すべての方々に「ご予約を頂いてご来店」という形でのスタートです。
マスク着用はもちろん、手指アルコール除菌をいただいてからのご入店など、ご予約以外にも、いろいろとご不便をおかけすることになりますが、ご理解、ご容赦いただければ幸いです。
歴史的にみても、感染症、疫病は、人間とは切っても切り離せないもの、世界中のどこでも同じです。
現在のように医療や科学が発達していない時代は、目に見えない菌やウイルスは、魔物や悪霊のようだったことでしょうね。
何かにすがり念じたり、アマビエのような存在に頼ったりと、現代の私たちよりも、不安で仕方がなかったと思います。
日本古来の「勾玉(まがたま)」も、魔除けや邪気祓い、災難や悪霊から身を護れるお守りとして、代表的なものですね。
ずいぶんと医療・科学が進んだ現在でも、不安や心配が多いです。
特に、まだまだ解明されない未知のウイルスですから、昔も今もそう変わりないのかも知れませんね。
この数ヶ月は、ステイホームや自粛で、今までのように、仕事や勉強、生活をすることができなかった方も多いと思いますが、今まで感じることができなかったことを「感じ、思う」ことができた、そんなときではなかったでしょうか。
私たちにとっては、コロナ前の「なんでもないコトが幸せだったんだ」と、改めて気づいた時間、期間でもありました。
「このときの想い」を忘れずに、今後も未来へ向かって進んで行こうと、そんなことも感じ、考えることも「新たな生活様式」なのかな〜と、思いながらのリスタートです。
健康で元気で、1日1日を大切に過ごしましょうね!
以前にもこのブログで書きましたが、
「お守り」というのは、「自分の考えや思ったこと、こうなりたいと願ったこと」、そんな自分自身への「約束」を「守る」ものだと、偉いお坊さんが言っておられました。
そんな想いを形にした、当店オリジナル勾玉「チガタマ(CHIGATAMA)」を、湘南、神奈川の当工房にお越しの際には、ご覧になってください。
何気ない幸せな毎日となりますように!
*「チガタマ(CHIGATAMA)」は「ショウナンノシズク」という名前になりました。