迷いながら見つける路

2023年もお終い。2024年の始まり。
太陽の周りを地球が一周。また1周。
その間に、いろんなことがありますね。
個人でも、仕事でも、世間でも、世界でも。

今年の漢字は〜なんてニュース・記事があるけど、
多様化の時代、1つの漢字では表しにくいように感じます。
「不正」が、この年末だとぴったりのような。
一文字だと「歪(ひずみ・ゆがみ)」でしょうか。

政治の世界、エンタメの世界、産業の世界・・・
どこもかしこも「正しくない」状態が蔓延。
元々だったのか、近頃増えたのか、わかりませんが・・・
急に変わることもないでしょうから、
徐々に、段階的に、グラデーションなんでしょうね。
気がつくと「歪み」が生じていたんでしょうか。
何十年かけて・・・

「失われた30年」なんて言われ方をしますが、
その前は「バブル」なんて言われ方をする時代。
「バブル」は「泡」で実態がないから、そう呼ばれるはず。
なのに「失われた」はおかしいですね。矛盾してます。

もともと「なかった」のかも知れません。
「信用や信頼」も「正しいや正しくない」も。

何が「正しい」んでしょうか。
法律やルールを基にすると、それが「正しい」んでしょうが、
道徳や常識のようなものは「正しい」がはっきりしません。

自分自身で「考え、感じ、思い、悩み、迷い」ながら
「正しい」を探して行くことしかないように感じます。
個人でも、仕事でも、世間でも、世界でも。

その時々で、いろんな色彩があります。
憂鬱なブルー、光り輝くイエロー、情熱燃えるレッド、
若さ萌える黄緑、燦々と煌めく黄金、
清々しい水色、心あたたまる桃色、無垢で純真な白、
これが正しいと思っていても、次には間違ったと思ったり、
その逆も然り。
迷路のようです。

モノクロームな迷路だと、つまらないけど
虹色の迷路だから、楽しくもある。
通り抜けたあとに見返すと、モザイク画のような美しさもあったり、
いろんな色彩を放ちながら、
「悩み、考え、思い、感じ、迷い」歩んでいけば、
素晴らしい「にじい路」になると信じます。

来る年も、素晴らしい「イロドリとキラメキ」があることを祈念して!

迷ってもいつかみつかる、きみのにじい路