一日一笑一生

11月11日はなんとなくめでたいです(笑)
メキシコでは11月に「死者の日」があると。
日本の「お盆」のような感じでしょうか。

日々なんとなく「死」は忌み嫌っていることが多いですよね。
何処かで誰かが亡くなったニュースを目にすることも多いのに、
毎日すぐそばで感じることは、多くの人はあまりないですよね。

産まれてきたら必ずある「死」ですから、
避けることなく、真っ正面から感じておくことが大切なんだよと、
教えてくれているようにも思います。

「一日を一生のように過ごすと貴いよ」と
どこかの偉い方がおっしゃっていたような・・・
誰が言っていたかすぐ忘れます(笑)

日々しんどいこともあっても、笑って生きて行きたいですね。
一日一笑一生です。

ガイコツくん〜わらっていきて、わらってしんで

迷いながら見つける路

2023年もお終い。2024年の始まり。
太陽の周りを地球が一周。また1周。
その間に、いろんなことがありますね。
個人でも、仕事でも、世間でも、世界でも。

今年の漢字は〜なんてニュース・記事があるけど、
多様化の時代、1つの漢字では表しにくいように感じます。
「不正」が、この年末だとぴったりのような。
一文字だと「歪(ひずみ・ゆがみ)」でしょうか。

政治の世界、エンタメの世界、産業の世界・・・
どこもかしこも「正しくない」状態が蔓延。
元々だったのか、近頃増えたのか、わかりませんが・・・
急に変わることもないでしょうから、
徐々に、段階的に、グラデーションなんでしょうね。
気がつくと「歪み」が生じていたんでしょうか。
何十年かけて・・・

「失われた30年」なんて言われ方をしますが、
その前は「バブル」なんて言われ方をする時代。
「バブル」は「泡」で実態がないから、そう呼ばれるはず。
なのに「失われた」はおかしいですね。矛盾してます。

もともと「なかった」のかも知れません。
「信用や信頼」も「正しいや正しくない」も。

何が「正しい」んでしょうか。
法律やルールを基にすると、それが「正しい」んでしょうが、
道徳や常識のようなものは「正しい」がはっきりしません。

自分自身で「考え、感じ、思い、悩み、迷い」ながら
「正しい」を探して行くことしかないように感じます。
個人でも、仕事でも、世間でも、世界でも。

その時々で、いろんな色彩があります。
憂鬱なブルー、光り輝くイエロー、情熱燃えるレッド、
若さ萌える黄緑、燦々と煌めく黄金、
清々しい水色、心あたたまる桃色、無垢で純真な白、
これが正しいと思っていても、次には間違ったと思ったり、
その逆も然り。
迷路のようです。

モノクロームな迷路だと、つまらないけど
虹色の迷路だから、楽しくもある。
通り抜けたあとに見返すと、モザイク画のような美しさもあったり、
いろんな色彩を放ちながら、
「悩み、考え、思い、感じ、迷い」歩んでいけば、
素晴らしい「にじい路」になると信じます。

来る年も、素晴らしい「イロドリとキラメキ」があることを祈念して!

迷ってもいつかみつかる、きみのにじい路

逆転。

今年も3月11日になりました。東日本大震災から12年。
直接の災害や被害はなかったものの、その時は大きな影響もありました。
毎年のことながらいろんなことを思い出します。
想いを馳せて合掌です。

先日、千葉の「チバニアン」に行ってきました。
地磁気逆転地層です。
77万年前に北極と南極の地磁気が入れ替わったことが確認された場所。
この説明でわかりますか?(笑)
とにかく、地磁気が入れ替わることも驚きですが、
どうやってそれを確認できるのかと疑問でした。

ボランティアのガイドさんが丁寧に説明してくれるので
非常にわかりやすく、知らないことも沢山でした。
千葉は、地震にも関わる「プレート」の影響で、
いろんな場所で地層がよく見ることができるとのことです。

こういう場所に行き、想いを馳せて、想像を膨らませて
「今この時」を大切にしないとな〜的なことを感じたり、
一心不乱に「化石入りの地層」を探して無我夢中になったり、
とても素晴らしい経験、学びの時間でした。

七宝焼も、いわば「地球のしずく」を材料にしています。
銅や銀などの金属、釉薬の珪素や色の素にもなる鉱物資源。
七宝焼に限らず「生物」も当然、地球上にある材料(元素)でできています。
いろんな意味で関係があります。
考えが煮詰まったときには、また訪れて、
発想を逆転させていいアイデアを産み出したいと思います。
これがホントの「千葉に案」なんて!?(笑)

恐竜の化石は発見できませんが、プチ化石は見つかりました。
ぜひ皆さんもお出かけになってみてくださいね!

ひかりあい、てらしあい

まだまだ続くコロナ禍の中、
未来に忙しくするために、ハリキッテ忙しくしています(笑)
ここ神奈川は、緊急事態宣言がまだ解けませんが、
淡々と対策を行いながら日々営んでいます。

日本オリンピック委員会の森さんの、
女性を軽んじるような言葉に注目があったり、
様々な場面で「ジェンダー」を意識することが多くなりましたね。

こういうことが取りざたされると、ついつい意識しすぎてしまいますね(笑)

でも、女性は女性だし、男性は男性だし、
心は女性で体は男性、その逆もいるし、また違ったこともありますよね。
それぞれの「良いところ」を実感していれば、問題ないですよね。

いろんな人、いろんな状態、いろんな考え方、いろんな想い、
「いろいろ在るから面白いんだ」って解っていれば、
問題が起きるどころか、スムーズに行くんだと思います。

それがなかなか解らない。特に狭い世界の中にいると気付きにくい。

四角だったり、丸だったり、三角だったり、細長かったり、
小さかったり、太めだったり、濃かったり、のんびりだったり、
赤だったり、同じ赤でも、見る人、見るときで違ったり、
いろんなとき、いろんなこともあるから「好い」んだって、
心の底から思えることができれば、
心地よい世界になるんだろうと、そんな風に感じるときでもあります。

「女子会」にも「男性らしさ」にも「日本人らしさ」という言葉にも
多少の違和感を感じながら(笑)も
「そういうこともあるか〜」的に過ごしてゆきたいと思います。

みんなそれぞれ「ひかりあい、てらしあい」ですよね。
「春」はもうすぐ、みなさんもどうぞ「好い日」を!

あけまして、ありがとう。

新年、あけまして、おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。

2020年は、誰もが経験したことのない年でしたね。
私たちも当然に、いろいろな思いや不安な思いがありました。
でも、おかげさまで、なんとか新たな年を迎えることができ、
心の底から、いろいろな方々や時事に、感謝を感じています。

「あけまして、ありがとうございます」です。

私たちは「七宝焼き」の道で、「望(モー)」を叶えてゆきます。
どうぞ引き続き、ご愛顧、ご支援くださいますようお願い申し上げます。

みなさまにとっても、「未る来(みるく)」へ繋がる、
素晴らしい年となりますように!

ミニウォールプレート・丑2021

「頑張る〜ガンバル」こと。

お盆が過ぎると、どんどん秋めいてくるはずですが、
昨今の暑さは、ナカナカしぶとく、激しいですね〜
頑張っても乗り切れない暑さです。
炎天下でガンバッちゃ〜危険です。

よく「がんばろう〇〇」とか見かけたり、
気軽に「頑張って!」と声かけを耳にしますね。

小さい頃から、この「頑張る、ガンバル」という言葉は、
何千回、何万回も聞いているような気がします。
ある意味、挨拶のような言葉ですね(笑)

ですが、むやみやたらに使うのもどうかと感じることも多い。
頑張ってどうしようもない暑さもそのひとつですが、
コロナ禍のようなどうしようもない状況に
「ガンバレ!」っていわれても・・・

その言葉を発する方は、そんな深い意味はないのでしょうが、
受け取る方の状況によっては、
「シンドイナ〜ガンバッテルケドナ〜」となることもあるでしょう。

「ガンバル、頑張る」のは、ある意味、基本でしょう。
それぞれにみんな、一生懸命に取り組んだり、
考えたり、悩んだり、工夫したりと。
言われなくとも、それぞれ「ガンバッテ」いるはずですよね!

大切なのは「具体的」に「どのように、どうやって」なんですよね。
それは、条件や状態、状況が「人それぞれに」異なるから、
簡単なひとことでは突破できない、進めないこともありますよね。

そういうことに想いを寄せずに
誰でも彼でも一緒くたに「がんばろう!頑張れ!」となると
極論、75年前の戦争のようになるんじゃないのかな〜とも思います。

個々に丁寧に手を掛けたり想いを寄せることは本当に大変です。
でも大変なことだからこそ、本当に大切なものになるんだと思います。

誰かを咲かせようとすれば、自身も咲う(笑う)ことがでるはず。
一笑懸命にそんな想いで、まだ暑い晩夏&秋を迎えたい。
みなさんもどうぞ素敵な晩夏をお過ごしくださいね!

ミニウォールプレート

ありがとう平成。令和へ〜

平成も終わり、令和となりました。
ただ元号が変わるだけのような気もしますが、
こういうきっかけがあると、
色々なことを考えたり感じたり、感慨深いものがあります。

年が変わるだけでもそうですから、30年ぶりですからなおさらですね!
私たちは昭和生まれ、平成に育ち、さてこれから〜
またさらに大きな花を咲かせていきたいと思います。

ウェブページでもお知らせしていますが、
神奈川県の「かながわ名産100選」にも選定いただいています。

神奈川土産、海外土産、湘南みやげの機会にも、
さらに素晴らしい品物、サービスを提供できるよう、
尽力して行きたいと感じています。

では、どうぞ皆さまにとっても、
「麗らかで、艶めき、煌めく」時になりますように

箸置き〜令和梅

笑えることは〜

春分の日、お彼岸も過ぎました。
「おはぎ」も食べてちょっと季節を感じました(笑)
気温も上がってきていますし、春の花も咲いていますし、
ウグイスのまだ慣れない鳴き声も聞こえてきますので
おはぎを食べなくても「春らしい」時季を感じます。

春休みを前に、各地でいろんなイベントなどが行われてますね。
横浜でも「うんこミュージアム」という「笑撃」の催し、場所があると。
テレビで取り上げられて、多くの方が行っているようです。

教材でも「うんこ」をテーマにしたものがヒットしていたり
ずいぶん前になりますが、金運があがるという
「金のうんこ」オブジェがありました。
素直に面白い、楽しいもの、笑えることはいいです!

私たちは「伝統工芸」とか「フォーマルな場面で」とか
真面目な面や、そういう機会も多いので、ある意味非常に羨ましい(笑)
私たちももっと「変な」七宝焼屋になって行こうかな〜と。

春はイベントの出店も多くなります。
どうぞ「変な七宝焼屋」を見かけたらぜひお声をお掛けくださいね!

大海原へ〜!

2018年秋もどんどん深まってます。
今年は台風の塩害で少し紅葉の色も違うように見えます。
同じようでも、毎年異なる表情です。

あるショッピングセンター的なところに、
5年ほど当店の商品の販売をしていただいておりました。
この秋、撤収することとなりましたが、
売り場マネージャーさん、スタッフの皆さんには
とてもお世話になり感謝いっぱいです。

残念ながら、撤収のきっかけは「万引き」です。
映画で「万引き家族」が話題ですが、身の回りでは起きて欲しくないですね。
時々はあったんですが、ここ最近、非常に多くて苦慮していました。
もちろん、売り場のスタッフの方にも留意いただいていましたが
結果的には残念にも万引きに負けたような気分もあります。

ですが、悪いことばかりではありません。
撤収の翌日に、その売り場でよくお買い求めいただいていたお客様が、
当工房店へ直接お越しいただきました。
「前日まで売り場があったけど、なくなっていて・・・」と。
素敵なカップルがお越しになられ、楽しいお話もでき、
残念なあとからの、嬉しい楽しい時間で、気分のV字回復です(笑)

仕事をさせていただいているといろんなことがあります。
何かあっても、前向きに、次につながるように変わっていけば
また何か「いいこと」があるんだろうと思います。

さて、深まる秋〜来る冬に向け、どんな「大海原」へこぎ出しましょうか!

みなさんも素敵な秋の「Voyage」をお過ごし下さい!

暑い夏と熱い想いと。

早い梅雨明けで夏本番到来の喜びもつかの間。
西日本豪雨災害で亡くなられた方々のご冥福と
大変な想いをされておられる方々に心からのお見舞いを申し上げます。
今すぐに直接に我々ができることは殆どないのですが、
時間が経っても忘れることのないよう何かの支援を行いたいと思います。
大きな災害が毎年のようにどこかで起こっており、
そういった教訓もしっかりと活かして
自分たちもいろいろな準備をしておかないとと毎度感じます。
暑い暑い夏の日が続いていますが、熱い想いを持ち続け、
何かの役に立てるように尽力してゆきたいと改めて想う夏の日です。
どうぞ皆様もご自愛になり素敵な時季をお過ごし下さい!

Let’ Fly!!

2018年も2週間が経ちますね。
大相撲の行司や、成人式の晴れ着のニュースもあったり、
どちらも「日本の伝統」にまつわる事ですね。
日本はどこに向かっているのでしょう〜
とエラそうに言ってみました(笑)

さて、酉年も終わりましたが、
今年はどこに向かって飛んで行きましょうか。
鶴が大空を羽ばたくように
心地よく飛躍できる一年にしたいものです。

奈良の薬師寺さんへ年始に行きました。
「お守り」は、自分自身で「こうしよう、ああなろう」と思った
「約束」を「守る」ためのものだと、
お坊さんが言っておられました。
なるほど〜と私を含め、みなさん納得の表情です。

いろいろな挑戦、チャレンジをしながら
いい「仕事」で、ご利用いただく皆様にためになる
いい「利益(りやく)」が提供できるよう尽力してゆきます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

宝箱「金地双鶴」

オンリー「ワン」で「ワン」ダフルな年に。

当工房店の営業は、2017年も無事終了。
2018年は1月4日からスタートです。

今年もいろいろありました。
すべてのコトに「想い入れ」があります。
大変な想いやツライコト・・・も、
後々には「いい想い出」に変わることだろうと思います。

出会い、別れ、喜び、悲しみ、楽しみ、苦しみ、笑い・・・
すべてのことに感謝です。

今、このときだけにしか「感じ、味わう」ことができない
コト・モノを産み出して行こうと、気持ちを新たにしています。

どうぞ、みなさまにとっても、
オンリー「ワン」で「ワン」ダフルな
新年2018年でありますように!

「コスパ」と「レビュー」と。

11月22日は、いい夫婦の日。定着し始めてますね。
夫婦は英語で「カップル」です。
カップルといえば、いろんなものが「一対」になってますね。

私たちは商売をさせていただいていますから、お客様と一対です。いわばカップルです。
もちろん、材料を仕入れている業者さんともカップルです。

ミクロの世界でいうと、原子も電子と陽子、プラスとマイナス。
宇宙的では、太陽と地球、地球と月・・・話がどっかに行きそうです(笑)

カップルは、バランスが崩れるとカップルでなくなりますよね。
よく言われる「WIN−WIN」な関係が、永く「カップル」でいられて
「幸せ、ハッピー」でありつづける秘訣なのかもしれません。

最近よく「コスパ」という言葉を耳にしますね。というか普通に使われてます。
商品やお店の「レビュー」や評価サイトだけでなく、テレビなどでも当たり前のように。

「コスト&パフォーマンス」ってあまり「WIN−WIN」的じゃないような気がします。
買う側、手に入れる側ばかりの言葉のような気がして、あまり気持ちがよくありません。

我々は「モノ・コト」を作り(創り)提供する立場でもあるので、そう思うのかも知れませんが
立場が変われば当然、買う側・利用させていただく側でもあります。

もちろん、その時、その場所で「得か損か」を考えるのは、人間の常です。
表面的に、刹那的な判断をすることも当然といえば当然、自然なこと。

ただ、なが〜く続けたり、生きて行くには、理性や知恵も必要ですよね。
モノには適正な「原価」があって、それを利用するには、適正な「価格」があって・・・。

なかなか学校では教えてくれない「原価(コスト)」のこと。
実はすごく大切なことなんだな〜と今になってようやく気付きました(笑)
モノやサービスの売り買いだけではなく、社会の成り立ちにも大きく関わるんだと。
だからこそ、表面的な「コスパ」や「レビュー」に振り回されないようにしないとな〜と。

お互いの「ありがとう」や「感謝のこころ」も、プラスの「コスト」になればと、
どうぞ素敵な「いい夫婦(カップル)の日」WEEK&MONTHを!